粉骨とは

選択肢は多様化しています。 ご遺骨の行き先、考えたことありますか?

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2015年の国勢調査では、子供のいない、夫婦のみの世帯がはじめて20%を超え、単独世帯、いわゆる「おひとりさま」の世帯は全体の34.6%と急上昇し、全世帯の実に6割が単身あるいは二人 世帯という社会構造になっています。 散骨という選択が年々増えている理由の一つとしてつぎのようなことが考えられます。 お墓の継承者がおらず、管理料が支払われないと、最終的にそのお墓は無縁墓となってしまいます。

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「墓地、埋葬等に関する法律」の規定では、官報に告示して1年以内に 管理者からの申し出がない場合には無縁とみなされ、墓の区画は整理され、遺骨は無縁仏を集めた供養塔などに合祀されます。 先祖代々のお墓があり、自身もそこに入る資格はあっても、跡を継いでくれる墓守がいないのでお墓を諦めざるを得ないという方はこの先も増えていくと想像できます。 このようなことから、永代供養墓海洋散骨のような、継承者を必要としない遺骨の行き先が求められているのではないでしょうか。

ご遺骨の行先

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